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<![CDATA[CBD LOCAL]]> http://cbd-j.chicappa.jp/blog/ 地域ネットワーク作業部会
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ja 60 Chicappa! Blog 上関原発計画を止めるためには http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=9 「エネルギー基本計画」に「2020 年までに9基、さらに2030 年までに少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行なう」と明記されていることが、上関原子力発電所計画を急がせる最大の原因となっている。 ◎研究者による調査、研究 科学的・医学的・生態学的調査を基に、客観的に判断できるデータベースの構築と運動への活用が、これまで以上に求められている。 ・原発から放出される排煙・排水からの微量放射能蓄積による、環境と人体への悪影響  →周辺住民の健康被害に関する調査。ガン、小児白血病が多いとドイツ報告例。  →周辺生態系への放射能汚染に関する環境影響調査。  →食物連鎖による放射能の生態濃縮に関する調査。 ・長期的に見た経済的効果の非効率性  →立地対策、建設、核燃料調達、運転、放射性廃棄物、廃炉、放射性解体ゴミ、という原発にまつわる全コストを調査・合算し、それに見合った税金投入であるかを判断。  →長期的に見た地域振興としての効果を判断。 ・増え続ける放射能のゴミ処分  →溜まる一方の高レベル放射性廃棄物の、何世紀にも渡る安全な貯蔵管理。  →今後迎える、老朽原発解体によるおびただしい量の被爆廃棄物の安全な貯蔵管理。 ・原発震災の危険性  →地震大国日本に55基の原発、さらに13の研究実験炉、11の原子燃料加工・再処理施設。付近には至る所に活断層。  →上関では付近に活断層がある可能性。より精度な調査を行う必要を確認(中国電力報道資料2009年6月17日)  →中越沖地震での柏崎刈羽原発高波事故のような、沿岸部にある原発への高波災害。 ・軍事的に見た脆弱性  →国防上、テロ対策上、標的にされやすい原発。 ◎環境環境評価の再調査、再評価 上関では、法改正前の不十分なアセスメントを基に、生物多様性ホットスポットであるにもかかわらず、工事を強行し、海を埋め立てようとしていること自体が非常識。 ・環境アセスメントのやり直し要求  →日本生態学会、日本鳥学会、日本ベントス学会の3学会による中国電力への申し入れ。日本生態学会は上関原発予定地生物多様性保全要望書を環境省に10回も提出。  →COP10にて、WWFジャパン、日本自然保護協会、ラムサールネットワーク日本、環境法律家連盟、長島の自然を守る会らが呼びかけて、海外参加者からも多数賛同署名を集めた。 ◎NGO声明 公的性格が強いNGOが、公正な立場から声明を発信することはとても心強いメッセージであり、その声明文は、様々に引用したり、保護活動への理論づけとなる。  →COP10本会議でのNGO声明 その動画(52分40秒〜58分40秒)  →過去の国内関連NGO声明  →辺野古へのIUCN勧告  →上関へのWWF声明日本自然保護協会声明 ◎文化人声明 例えば、海外ではロックスターやハリウッド俳優が、環境や人権問題に対して、たびたび発言し、世界的な世論へ訴え、影響力を及ぼしてきた。著名文化人からの声明発信は、世論を動かす影響力を持っている。例えば、国内メディアが動かないなら、海外でも名前の通った著名人が、外国人記者クラブから発信し、海外報道による逆輸入でメディアを動かすとか。  →上関へのジャーナリスト、言論文化人からの声明 ◎理解しがたいプロセス ・地元合意のない強引な計画。上関町は反対6割。祝島(いわいしま)住民は9割反対。 ・原発建設予定地田ノ浦の漁業権を祝島漁協は放棄していないのに、二井(にい)山口県知事は先走って2009年10月埋め立て許可を出した。 ・2010年4月山口県は祝島漁協の同意を得ないまま、異例の埋立許可を出した。地元の人が昔から四代八幡宮司を建てて祀ってきた漁場を育む山も、「魚つき保安林」(1.3516ヘクタール)から解除し、用地造成を可能にした。 ・予定地山林の提供に反対だった四代八幡宮司の退職願を偽造。神社本庁は宮司を解任。宮司は損害賠償提訴するも一審二審敗訴、法廷で倒れ死亡。買収した山林から造成工事を開始。 ・2009年12月中国電力は国に原子炉設置許可を申請。未だ原子炉設置許可が下りていないのに、2011年2月21日深夜から強行工事開始、2月23日反対する住民にケガ人が2名発生。 ・2010年1月18日山口地裁岩国支部は中国電力の仮処分申請を受け「上関原発を建てさせない祝島島民の会」に公有水面での工事の妨害行為を禁じる決定を出した。保全意義申し立てを行ったが4月2日却下された。3月31日海面埋め立て工事等の妨害を禁じ妨害した場合は1日当たり500万円の支払いを命じる決定を出した。9月妨害活動の禁止を命じる仮処分申請への抗告を広島高裁が棄却したが、不服として特別抗告している。海浜部分での仮処分では2月21日に地裁で敗訴、しかしすぐに高裁へ抗告した。 まるで裁判所と示し合わせたかのように、この日強行工事が始まった。 ・地域コミュニティの破壊、漁協同士の憎しみ合いを演出。1987年中国電力は旧祝島漁協に5億4千万円を振り込んだが祝島漁協は即日返金、以降一貫して受け取り拒否。そこで中国電力は2000年、祝島以外の四代(しだい)と上関(かみのせき)ほか7漁協に保証金125億5000万円のうち半額を支払い、残りは公有水面埋め立て免許が出た時に払うと条件づけた。祝島漁民は補償金の受け取りを拒否し続けたため、祝島漁協と四代上関他7漁協との間にあった円満な関係が分断破壊、対立が演出された。残りの半額125億5000万円は、2010年4月28年ぶりに関係7漁協に支払われた。 ◎訴訟中 ・自然の権利訴訟  →2008年12月スナメリ、カンムリウミスズメ、希少貝類ナガシマツボなど生物6種を原告に加えた自然の権利訴訟が起こされ、山口県知事相手に埋め立て取り消しを求める裁判が行われている。 ◎スキャンダル追求 多額の資金が投入され、原発利権として流れており、不正・癒着・談合・ズサン管理・不法行為などのスキャンダルが一切ないと考える方が不自然だと思うが。 ・情報の隠蔽、非開示、湾曲。  →理解できない内容の誇大広告。 ・自然破壊  →強引に開発作業を進行。 ・政治と金  →巨額の利権に群がる建設関連会社による地域行政支配、談合。  →地元有力者=建設関連会社=首長・地方議員の、利権による癒着。  →建設会社から中央有力議員への政治献金、原発族議員による行政圧力。 ・人権侵害、地域内断絶  →地域住民の分断、地縁組織が担ってきた伝統行事の崩壊。  →建設反対住民への嫌がらせ、脅迫。 ・選挙  →建設推進派からバラまかれる賄賂。  →選挙目的の一時住民登録、選挙・住民投票での不正。 ・経営  →多額の借金で原発を建設。(中国電力は売り上げの1.5倍の1兆5千億円の借金を背負ってまで、上関、島根2基の新規原発計画。  →巨額の融資資金の流れ。 ◎政治家による立法と国策転換 上関は、旧民社党勢力(電力総連、電気労連)、経産省の原発推進チーム、民主党「原子力新規立地チーム」(川畑議員を座長に近藤議員)に押されて強行。その裏には、産業界、学術界、メディアをはじめ、莫大な数の利権集団が加わって一枚岩になっている。彼らの意を押しのけて国策転換するのは容易ではないだろうが・・・。 ・研究者からの調査・研究データに基づいた、環境面、健康面、経済面、防災面、国防面で理にかなった政策ビジョン策定。 ・脱原発に向けた法案をつくり、政令、省令、条例などに政策実行と関連法案の策定。  →日本でも「脱原子力法案」を!  →「温暖化対策基本法案」から原発推進除外。  →活断層付近の危険建築物を禁止する活断層法案。  →電源立地地域対策交付金を事業仕分け。 いずれにせよ、従来の脱原発運動だけでなく、環境NGOも、ジャーナリストも、政治家も、市民も、皆が協力し合っていかないことには、現状打開は得られないと思う。 世界中で続く事故。1979年米国 スリーマイル事故、1986年ソ連 チェルノブイリ事故…。 国内でも、1999年北陸 志賀原発事故・東海村 JOC事故2名死亡、2004年関西 美浜原発事故5名死亡。そのたびに若者たちが動いてきた。 いつまでこの闘いを続けなくてはいけないのだろうか。上関は今後長期化する可能性も秘めている。なぜなら、抵抗するための確固たる信念と行動力、有り余る矛盾があるから。 ・坂本龍一さんの発言や、鎌仲ひとみ監督の一連の放射能関連映画によって、事故による一過性のムーブメントではなく、じわじわと草の根に広がり、上関を契機に一気に爆発している。 ・お金による懐柔に屈しない祝島の漁師たち。彼らの揺るぎない信念に、多くの共感が集まっている。 ・祝島漁民の漁業権は放棄されておらず、それを押して埋め立て工事をし、漁場を奪う行為は許されるものではない。 ・原発に頼らない祝島の伝統的な暮らしと、原発に頼らざるを得ない矛盾と悪循環の対比によって、持続可能な選択すべき道が明らかになっている。 ・中国電力や政府によるずさんな調査関係団体を巻き込んだ力づくの振る舞いも、Ustream中継YouTubeによってインターネット上で周知されている。 ・最も敏感に反応している20代の若者たちは、ハンストを始め、徹底した平和行動によって抵抗し、ツイッターやUstreamなど、インターネットメディアを駆使して、共感の輪を広げている。 この上関問題を乗り越え、脱原発へと舵を切り直すことができたとき、はじめて希望ある未来が開けるものと確信する。 *とても有効な資料:カミノセキ・モラトリアム]]> Mon, 28 Feb 2011 23:44:20 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=9 Support us to save a Biodiversity Hotspot in Japan! http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=8 Mon, 28 Feb 2011 15:34:20 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=8 再び上関ハンスト、今度はハタチの5人が http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=7 hunger strike.jpg ========================================== 11日間におよぶ 240時間のハンストを無事終えた、5人の子供たちをフォローする中東ニュース(2/1発) http://www.panorientnews.com/en/news.php?k=727 http://www.panorientnews.com/news.php?k=729 ========================================== ブログ http://blog.goo.ne.jp/newgenerations Ustream中継 http://www.ustream.tv/channel/hungryboys インタビュー(勇魚 ISANA) http://www.isana.ne.jp/blog/archives/2011/01/post-25.php 写真 http://min.us/mvj165T 届けられたファックス 約1000通 届けられた手紙 約100通 ツイッター たまちゃん@negiraaamen ぎんちゃん@erekierekiereki 金ちゃん @kinchanneedfood げんちゃん@matsumuragen かんちゃん@nandakandakanta  mixi たまちゃん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=36101317 エレキ   http://mixi.jp/show_friend.pl?id=26698438 GENCHAN http://mixi.jp/show_friend.pl?id=25207983 チャン金  http://mixi.jp/show_friend.pl?id=22711648 ========================================== On 2011/01/31, at 23:01, こうちあきお wrote: アラビア語ニュース報道に対して、中東でも反応がたくさんあったようです。理由は現在、日本が中東の国々に原発を売ろうとしているからだそうです。さっそく5人からメッセージをもらい、英訳、中東メディアに再リリースしてもらいました。 国内メディアからは無視されても、海を隔てて、響き合っているようです。 ---以下、ハンストを終えての5人からのメッセージ(1/31発)--- 原発は日本に落とされた広島型、長崎型原爆で使われた核分裂成物と同じもの稼動することによって生み出します。 日本は原爆の恐ろしさを知っているからこそ、その処理もできない「死の灰」など生み、放射能流し、事故の危険性が高い原発から撤退すべきだと思います。 原発が事故を起こさずに稼動したとしても、これからの世代には、汚染された海や廃炉、核のゴミしか残しません。 若い世代はそんなものは望みません。こんなに命を脅かすものは平和利用ではありません。 そんな物を海外へ輸出しようとしている日本は心から悲しく思います。 そして原発を押し付けられてしまう人々にも苦しい思いをさせてしまいます。 しかし日本では国や電力会社が原発という実態を隠しているので、一般の人はあまり原発輸出に興味がないのが現状だと思います。 だから、この問題を知った僕らはハンストが終わった後も活動の輪を広げて、原発の新規立地、輸出をやめさせ、脱原発を目指して活動します。 それと僕らと同じ、原発の影響を受けやすい若い世代の輪も広げていきたいです。 --- Nuclear power plants produce the same radioactive material that was produced by the nuclear bombs dropped on the Japanese cities of Hiroshima and Nagasaki. We believe that it is precisely because Japan knows the horror of nuclear weapons that it should abandon nuclear power, which produces radioactive waste that cannot be disposed of, leaks radiation into the environment and entails a high risk of nuclear accidents. Even if they operate without accidents, what nuclear power plants leave to future generations is nothing but polluted oceans, abandoned reactors and nuclear waste. Young generations do not want such things. Things which threaten life in this way cannot be given the label "peaceful use". We feel very sad that Japan is trying to export these things. The people who have nuclear power plants foisted upon them will suffer as a result. But in Japan the government and the nuclear power companies conceal the facts about nuclear energy, so we suspect that the average person has little interest in nuclear exports. For this reason, having found out about these things, now that we have finished our hunger strike we will work to expand the opposition to new nuclear power plants and nuclear exports with the aim of bringing about a phase out of nuclear energy. We want to expand the movement among young people like ourselves, who are particularly vulnerable to the effects of nuclear power. ============================================ On 2011/01/31, at 9:55, naonaonmax@ezweb.ne.jp wrote: らんぼうです。 もしよかったら最後まで読んでくださいませ。 今日はハンガーストライキ最終日です。 http://blog.goo.ne.jp/newgenerations 彼らは面会して話をすることを約束していたのに上関町長にはドタキャンされました。 彼らが必死で集めた十代署名も山口知事から受け取りを拒否されました。 しかし、彼らは怒りではなく平和的にハンガーストライキで想いを伝える道を選びました。 彼らはすでに10日飯を食ってません。 昨日は国会議員ら大勢の人たちが来てくれたそうですが取材はなかったそうです。(取材要請はしてました) きっとそれぞれにそれができない理由があると思います。 だからこそ対立ではなく 今、何が起こっているか? 何が問題かを一人一人に真剣に考えてもらうこと。 これが大事だと思います。 もしよかったら皆さんの力を貸してください。 市民メディアで広めまくっちゃいましょ〜。 以下詳しい情報満載ホームページたちです 今、起こっていること広めまくってください。 10代ハンガーストライキ http://blog.goo.ne.jp/newgenerations Urauranews(祝島・上関関係・イベントなどの最新情報) http://iwaijima.jugem.jp/ スナメリチャンネル(最前線田ノ浦現地からの動画集) http://www.youtube.com/user/hakunamatataTJ 虹のカヤック隊(田ノ浦現地からの声) http://m.ameba.jp/m/blogTop.do?unm=nijinokayaker 祝島島民の会blog http://blog.shimabito.net/ ============================================ OOn 2011/01/31, at 1:22, OHTA, Mitsumasa wrote: 前田さんご紹介のインタビュー記事を読みました。 http://www.isana.ne.jp/blog/archives/2011/01/post-25.php 以下は、私が大事だと思ったところの抜粋です。 太田光征 * 小林 「町長さんはこれまで推進派、反対派を問わず話し合いは断っていたそうなんですが、OKが出た初めてのケースということで僕らも気合が入っていました。  上関町が過疎化対策のために原発を誘致しようとしていることや、推進したい人が多いのも知っていたので、上関町がいかに魅力的な所で、もし原発ができてしまったら逆に過疎化が進んでしまうということを伝えたかった。過疎化を食い止めるには若者が来なければならないので、そこで僕たちにできることがあるんじゃないか、町の過疎化対策で協力できないかという話し合いをしたかったんです」 小林 「初日にブログを立ち上げた時点で約2000人のアクセスがありましたが、一昨日、昨日はそれぞれ13000人を超えました。150万人がやってるブログの中で33位にランキングされていてびっくりしました。それだけ注目されるとは予想していませんでした」 小林 「やっぱり"食"って人にとって大きいんだなと思います。"原発反対"だけで座り込んでると賛成の人や何かに反対すること自体が嫌いな人は見向きもしないと思うんですが、食べないってことに関心を持ってくれる人はいて、商店街を歩いていたら女子高生に「食べないの〜!?」って大爆笑されました。「笑いごとじゃないよ!」って(笑)。そういう風に新しく興味を持ってもらえる要素があるな、と」 舩水 「指摘していただいたご意見には確かに一理あると思います。けれど、今まで父の活動やイベントを通していろんな方法で日本中にそういう問題意識を広めようという運動を見てきたけれど、そういう場にはいつも見る人や身内が多かったんです。  ハンガーストライキでは、原発のことは知らないけれど『何やってるんだろう』って関心を持って近づいてきてくれる人が多くて、それは他の方法にはないと思います。捨て身だけど」 米原 「僕も同じようにいろんなやり方を見たり手伝ってきました。もちろんハンスト以外にもいいやり方があると思っていて、そこを目指す上での試みというつもりもあります。あくまで非暴力で訴えたいので、その中では長けた訴え方なのかなと。身内だけで盛り上がっているように見えるやり方は超えたいなと思っていました。  食べないことっていうのはみんなが共有できる感覚なので、それをきっかけに何に対してやっているのかということに目を向けてもらえばいい。本気で変えたい・・・原発というものをみんなで意識して、日本自体の意識を変えたい。それにはやっぱり命を賭ける・・・大げさじゃなくて、それをしないと変わらないところまでもうきていると思っているので。何かを賭けないと動かないし、見えない壁はすごく高いので、そこへの挑戦であり、本気で言ってるんだよって伝えるための手段です」 --- (2011/01/30 16:55), 前田  wrote: 山口県の前田です。 知人が29に日ハンスト中の若者にインタビューしたものをブログにUPしました。 ご関心をお寄せの方、どうぞお読み下さい。 勇魚 ISANA  編集長の日々ブログ 「山口県庁でハンガーストライキを続ける若者たちへのインタビュー」 http://www.isana.ne.jp/blog/archives/2011/01/post-25.php ============================================ On 2011/01/30, at 1:35, こうちあきお wrote: こうちです。 中東のニュースサイトに記事が出ました。 http://www.panorientnews.com/en/ http://www.panorientnews.com/en/news.php?k=716 ========================================== On 2011/01/29, at 14:00, こうちあきお wrote: 添付の通り、原子力資料情報室のフィリップさんにご協力いただき、英文リリースを作成してもらいました。 --- Press Release Five in Hunger Strike Against Kaminoseki Nuclear Power Plant Yamaguchi City, Saturday, January 29, 2011 Five young men (2 aged 19, 3 aged 20) are in the ninth day of a hunger strike outside the Prefectural Government offices in Yamaguchi City to protest land fill and sea reclamation work in preparation for construction of a nuclear power plant on the coast of the environmentally sensitive Seto Inland Sea. (See translation of their statement at the end of this press release.) The Seto Inland Sea is sometimes referred to as Japan’s Galapagos because of its rich environmental diversity. They plan to continue their hunger strike at least until the tenth day (Sunday 30th), when they will conduct a one-hour sit-in from 12 noon outside the Prefectural Government offices. The sit-in will be joined by Diet Members from the Social Democratic Party and other supporters. Beyond Sunday, their plans will depend on their physical condition. In October some of the hunger strikers joined the 800-kilometer “7 Generations Walk” from Kaminoseki to Nagoya, where COP 10 of the Convention on Biological Diversity was being held. Along with other activists from Japan and abroad they protested the threat posed by the Kaminoseki Nuclear Power Plant to the biodiversity of the Seto Inland Sea. Related links 1. Video of hunger strikers http://www.ustream.tv/recorded/12254054#utm_campaigne=synclickback&source=http://greenz.jp/2011/01/27/hungeryboy/&medium=12254054 2. COP10 International Appeal Against Kaminoseki Nuclear Power Plant http://cnic.jp/english/topics/new%20plants/kaminosekinnaf18oct10.html 3. Article about Kaminoseki Nuclear Power Plant on Convention on Biological Diversity COP 10 NGO web site http://cop10.org/issues/marine/73-kaminoseki 4. “7 Generations Walk” Japanese web site and English YouTube video http://7gwalk.org/ http://www.youtube.com/watch?v=xYCG_3Qm0bI&feature=player_embedded 5. Hunger strikers’ Japanese Blog and personal statement. http://blog.goo.ne.jp/newgenerations http://yaredeki2009.jugem.jp/?eid=866&guid=ON Contacts Naoya Okamoto (Kin-chan), Hunger Striker (speaks some English), mobile phone: 090-6515-2962 Philip White, Citizens’ Nuclear Information Center, Phone: +81-3-3708-2898, +81-3-3357-3800 --- Five Hunger Strikers’ Appeal Against Construction of the Kaminoseki Nuclear Power Plant We began a hunger strike on the afternoon of January 21 to call for the temporary suspension of land fill and sea reclamation work at the proposed site of a nuclear power plant at Tanoura, Kaminoseki Town, Yamaguchi Prefecture and for reconsideration of the approval for this work. We decided to take this action because we do not want the radioactive waste that will arise and the radioactivity that will accumulate in the sea and the atmosphere as a consequence of constructing and operating this nuclear power plant to be left to our own and our children’s generations. Radioactive waste continues to release radioactivity for thousands of years, but no means of disposing of it has been established. Furthermore, although nuclear power plants can only be operated for about 40 years and the buildings themselves become radioactive in the process, no safe method of decommissioning them after they are shut down has been found. Nevertheless, they are going ahead with a plan to construct a new nuclear power plant at Kaminoseki Town in Yamaguchi Prefecture. To construct a new nuclear power plant when there is neither a method of disposing of the radioactive waste that will be produced in the process of operating the plant, nor a method of decommissioning the plant after it is shut down is to bequeath the problems to generations of young people to come. None of us are residents of Kaminoseki Town, but the problems of this nuclear power plant are by no means problems just for Kaminoseki. They are problems for the whole country. We want to inform as many people as possible about this issue and to communicate the reality of what is now happening at Kaminoseki and our feelings about the matter to the Governor of Yamaguchi Prefecture, who approved landfill and sea reclamation work at Tanoura, Kaminoseki Town, Yamaguchi Prefecture. This hunger strike will only become meaningful if it captures the attention of people throughout Japan. We need your strength. If you agree with the sentiments expressed in our appeal, please forward it to as many people as possible. And if you have some time, please phone or fax the Yamaguchi Prefectural Government Office and Chugoku Electric Power Company, which is proceeding with its plan to build a nuclear power plant at this site. Please ask them about our hunger strike. Yamaguchi Prefecture Tel: 083-933-2570 Fax: 083-933-2599 Chugoku Electric Power Company Tel: 082-241-0211 Fax: 082-523-6185 Of course, we welcome anyone, regardless of age or gender, who wishes to join our hunger strike. We repeat, we need everyone’s strength for this action. We are laying our bodies on the line in order to communicate our feelings. We ask for your support. Naoya Okamoto (Kin-chan, age 20) Gen Matsumura (Gen-chan, age 19) kanta Yonehara (Kan-chan, age 20) Ereki Kobayashi (Gin-chan, age 20) Rei Funamizu (Tama-chan, age 20) ======================================= On 2011/01/29, at 13:38, こうちあきお wrote: 皆様には大変お騒がせしています。スミマセン。 先ほどの転送メールは、迷惑なアクション案内だったかもしれませんが、 想定の範囲内では現状は何も変わらない、とも思っています。 山口県庁の職員が驚いたところで、何も変わらないかもしれませんが、 多くの人が一挙一動を見ているんだよ、 これは山口県だけの問題じゃないんだよ、 という事を知ってもらうだけでも効果はあると思います。 何より、想定外の思いつきで“うかつ”に行動する事が、 草の根市民アクションらしい特徴だと思っています。 ご批判もおありでしょうが、ご容赦ください。 下記、1/28に発信された、 5名のhungry boy(長州ファイブ)からのメッセージを転載します。 ぜひ、今一度、ハタチの若者達の想いを汲み取り、 他人事ではない原発問題について、もう一度深く考えるきっかけに、 また同様に社会へ投げかける機会にしていただければ幸いです。 そして、山口県、中国電力、経済産業省などの当事者や、 メディアやご友人に、自分の言葉でお伝えいただけるなら幸いです。 彼らの身を削っての行為を活かし、応えるためにも。 *なるべくメールなどのデータ通信ではなく、  手紙やファックスなど“実体化”したものの方が、  今の時代は効果的です。 <抗議の連絡先> ◎山口県知事への提言 TEL 083- 933-2570 FAX 083- 933-2599 メールフォーム https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm ◎中国電力 広島本社 広島県広島市中区小町4-33 TEL 082- 241-0211 FAX 082-504-7006 メールフォーム https://cc-www.energia.co.jp/faq/1024/app/servlet/ext_inquiry_a?linkid=904&linkstr=%8C%B4%8E%71%97%CD%8F%EE%95%F1 ◎中国電力 上関原発準備事務所 TEL 0820- 62-1111 ◎海の埋め立てに関して 山口県土木建築部港湾課 〒753-8501 山口県山口市滝町1番1号  TEL 083-933-3810(管理班、港政班) FAX 083-933-3829 メールアドレス a18700@pref.yamaguchi.lg.jp ◎経済産業省 資源エネルギー庁 電力ガス事業部 原子力立地・核燃料サイクル産業課 原子力発電立地対策・広報室 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 TEL 03-3501-1873 <支援の連絡先> ◎漁船を出して身を挺して埋め立て工事を阻止している、祝島島民へご支援ください。 「上関原発を建てさせない祝島島民の会」事務局 〒742-1401 山口県熊毛郡上関町祝島218 FAX 0820-66-2110 ホームページ http://blog.shimabito.net/ メール iwaishima@gmail.com 寄付先 郵便振替 01390−4−67782 <マスメディア連絡先一覧> ◎テレビキイ局、全国新聞(電話、FAX、WEB) http://www.ztv.ne.jp/mizuya/main/media/media.html ◎ 中国地方のテレビ局 大スポンサーの不利になる報道はしないと思われるでしょうが、 以前RCCでは上関原発反対のハンストを報道をしたことがあります。 http://www.youtube.com/watch?v=nsaHA-f1DEQ 中国放送(RCC) http://www.rcc-tv.jp/four/ http://www.rcc-tv.jp/news6/ 広島テレビ放送(HTV) http://www.htv.jp/toiawase/index.html テレビ新広島(TSS) http://www.tss-tv.co.jp/index.html 広島ホームテレビ(HOME) http://www.home-tv.co.jp/co/reference.html テレビ山口(TYS) https://tys.co.jp/NewsEnquete.aspx?SITE=45655ff0-76d0-48cf-8052-9dc983477afd&ENQ=1a90d127-ea95-455b-a5df-0c877be06b1a 山口放送(KRY) http://kry.co.jp/tv/plusone/ http://kry.co.jp/tv/sawayaka/ http://kry.co.jp/tv/nekketsu/ 山口朝日放送(YAB) http://www.yab.co.jp/jc/  ---下記、1/28発、hungry boyからのメッセージを転載--- 日本全国のあなたへ 19歳、20歳の僕達5人は、 上関原発予定地の 工事一時停止と、 埋め立て工事再検討を求めて、 只今山口県庁前で、 ご飯を一切食べない ハンガーストライキをしています。 皆さんのお陰で一週間、 無事に意思表示 出来ています。 全国から 沢山の応援メッセージや カイロや衣服。 凄く力になります。 ありがとうございます!! そして当初、 マスコミには10日程 ハンガーストライキを続けると答えました。 もちろん 僕達の中で必要ならば、 10日以上ハンストを続けるという話にはなっています。 大丈夫だと言いつつも、 僕達のアクションは 確実に命を 削っています。 こうまでして メッセージを送っている山口県知事。 だけじゃなく、 やっぱり日本に住む 「電気をつかう」 全国のあなた達への メッセージなんです。 これからの日本を つくっていく 僕達の世代や、 これから産まれてくる 次の世代へ本当に 大切な事を伝えたい。 大切な海を 埋め立てる事、 僕達を生かして くれている地球が、 助けを求めている ように感じてます。 じゃあ僕達に 何が出来るだろう?? 国の方針を 変えること?? 国とは僕達1人1人なんじゃないの?? 全て任せて 見て見ぬ振りで良いの?? 今からで良いので 一緒に考えませんか?? まずは 電気の事、 原子力発電所の事、 原発を造る際に分断する 賛成と反対の対立。 その争いによって 出来た発電所の電気の ほとんどが、 大阪や東京等の 都市部に送られる事。 発電にあたって出る 核のゴミ(死の灰やプルトニウム) の処理方法がいまだ 確立されていない事。 原子力発電所の 寿命は約40年程、 その解体も 確立されていない。 そしてなにより 広島・長崎原爆のように、 放射能が出るという事。 先ずはあなた自身で 調べ感じて下さい。 そしてその事を 自分自身の中で解釈し、 知識にして下さい。 それが僕達の お願いです。 一緒に考えよう。 本当にお願いします。 hungry boysより 愛を込めて 元一級配管技能士 平井憲夫さんの著書。 http://blog.7gwalk.org/?eid=1261937 僕達のブログ http://blog.goo.ne.jp/newgen ---転載おわり--- ps. 昨日(1/28)、社会民主党の福島瑞穂党首が、 都内の中国電力東京支社、山口県東京事務所を訪れ、 中国電力社長宛「上関原発計画の凍結を求める申し入れ」 山口県知事宛「上関原発建設計画に係わる公有水面埋立許可の取り消しを求める申し入れ」 を、社民党として提出されました。 新聞(地方版)も徐々にハンストの事を取り上げています。 テレビ全国ニュースなど、もっと報道されてほしいです。 http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110127ddlk35040463000c.html http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101220010.html ===================================== On 2011/01/29, at 9:50, こうちあきお wrote: 下記、転送します。 ---- こんにちは。 本当に聞いてほしい事があります。 どうか流さずに最後まで読んでいただけると幸いです。 ※この事を知っている方も読んでください。  全国一斉アクション大作戦のお誘いメールです ご存知の方もいると思いますが、 米原の弟のカンタが、山口県で原発を止めるために 中間達とハンガーストライキをしています。 (ももの家の息子さん、げんちゃんも一緒にがんばっています) ハンガーストライキとは何も食べずに訴える非暴力運動です。 すでに弟達は8日も何も食べていません。 彼らは成人式迎えたばかりの5人組です!ちょうど遊び盛りですよ。 その時間を彼等は日本を本気で変えたいとアクションしています。 正直!これで動かなかったらいつ動くんじゃ!ってくらい衝撃をうけました。 兄貴としてやれる事をやりたいと思い素敵な作戦を考えてみました。 どうかみんなのパワーが彼等にとどきますように。 あなたの力を貸してください!転送して、広めてください! ☆☆☆☆☆どっきり大作戦☆☆☆☆☆ 【はじめに】 山口県上関町で建設が予定されている原子力発電所。 なかなかテレビなどでは報道されないタブーともいえるこの問題に 20歳3人19歳2人の5人組が立ち上がりました!! その名も『長州ファイブ』!! まずは、彼等の想いを読んでください   彼等の想いは→ http://yaredeki2009.jugem.jp/?eid=866&guid=ON   彼等の断食は、今日で9日目!! 何も食べずにこの問題を訴えています。 そんな彼等を応援したい!! と沢山の方達が山口県庁にファックスや手紙を送ってくれています。 ただまだまだ衝撃が足りないみたいです。 この辺でみんなで一気に力を合わせて、 県庁の人達をビックリドッキリさせませんか!? たった今、動いてくださっている方も☆ 今まで知らなくてこれから動きたいって方も☆ よろしかったらこの大作戦にご協力お願い致します!! ・・・彼等が一秒でもはやく暖かい御飯が食べられるように!! 僕らにもできる事があります。 作戦内容(極秘): マンデーどっきり大作戦!! つまり月曜日に山口県の職員の方達にどっきりしていただこうと企画しております。 すでに山口県庁にファックスを送られた方も沢山いらっしゃると思います。 きっとまだ1日数件しか届いていないと思います。 そこで・・・ 県庁職員の方がお休みの土曜日と日曜日の間にこっそり!!どっさり!! 一気にみんなでファックスを送りまくって、 月曜日には100枚以上のファックスが届いていて職員の方びっくり!! という感じにしませんか? みんなで力を合わせてやってみませんか? 1日に100件の応援メッセージをもらったら きっと長州ファイブも元気になると思うのです。 ※ファックスのない方は お手数ですがコンビニ等で送って頂けると幸いです。 参加方法(極秘) 日 時: 1月29日(土)〜30日(日)この2日間限定企画です。  時間はいつでも大丈夫です。 内 容: 1人1人の想いを込めたファックスを山口県庁に送る。 ※メールではなくファックスという物で送る事によって インパクトも大きいし読み終わったファックスは 長州ファイブにも届けられます!! ファックス書き方: 1、ファックスの宛先は《山口県知事》でお願いします。 2、県知事に対するメッセージは各自自由です!!   感じた事や質問を書いてください 3、長州ファイブへの応援メッセージも書きたい方は   県知事にあてた文章の後に《長州ファイブへ》   と入れてから書いてください 4、応援メッセージがある方もない方も、   ファックスの最後に   『読み終わった後に、ハンスト中の五人にお渡し下さい。』   と入れてください。   注:これがないと彼等の手元にいかない場合があります!! ファックス番号:山口県庁ファックス 083-933-2599 以上です!! すでに彼等は8日間食べてません。 来週が山場になるのでは?と思います。 このアクションはいつでもできるわけではなく!! 今しかできません!! どうか1人でも多くの方に大作戦に参加していただきたいと思います。 《毎日できるアクション》 ☆彼等の現状を見る知る!!    長州ファイブblog☆http://blog.goo.ne.jp/newgenerations  ユーストリーム(現地からの動画配信)  http://www.ustream.tv/channel/hungryboys ☆ツイッターフォロー       かんた nandakandakanta  エレキ erekierekiereki ☆やっぱり声が一番!! 県庁に電話!!TEL083-933-2570  ハンガーストライキしている子達について聞きたいんですが・・・ っていうと担当に変わってくれます  ☆彼等に贈り物がしたい方!! 県庁住所    《753-0071 山口県山口市滝長1-1 山口県庁宛 ハンスト5人組へ》  みたいな感じで送ってください。 注:ハンスト中なので食べ物はだめ〜!!   ホッカイロその他暖房グッズや水や塩を送ってあげてください!! 最後まで読んでいただきありがとうございます。 この問題を機に日本を考えていきましょう!! 言い出しっぺ:かんたの兄貴 そうた =================================== On 2011/01/27, at 0:22, こうちあきお wrote: 皆様、ご存知の方も多いと思いますが、この雪まじりの寒空の中、上関原発計画の中止を求めて、若者たちが1/21より山口県庁前でハンガーストライキを行なっています。 たまちゃん、ぎんちゃん、金ちゃん、げんちゃん、かんちゃんの5人です。彼らはCOP10にも駆けつけ、STOP!上関アクションにも参加していました。 他人を蹴落としたり、目先の利益やメリットばかりを優先させる今の世の中にあって、未来のため、あらゆるいのちのために自らを捧げきる彼らの行為は、大変尊いと思います。 ハンストのことを、いろいろ言うことはできるでしょうが、彼らは利己ではなく利他で、愛の力で突っ走っていると思います。大人として、親として、友人として、彼らの体を張った想いやりに応えない、無視をするというのは、なんとも愛のないことです。 私達にできることは、彼らの行為を活かすためにも、マスメディアやインターネットニュース、ツイッターやミクシーやフェイスブック、メールやブログなど、あらゆる機会を通じて、多くの方にハンストの事実を知らせ、上関のことを伝え、考える機会をつくることだと思います。 全国の目がそこに集まった時、何かが動くかもしれません。明白なのは、何もしなければ、何も起こらないということです。このまま何も動かない状況が続くと、彼らも引くに引けません。 ハンガーストライキは、どこで終わりとするかが大変難しく、命がけの大変危険な非暴力抵抗運動です。そして、彼らはお坊さんでもない、普通の若者たちです。 ぜひ、ハンストが決行されている事実を多くの方に伝えて下さい。 よろしくお願いいたします。 ---転送歓迎--- <声明文> 1月21日の午後より山口県上関町田ノ浦原子力発電所予定地の 埋め立て工事の一時中止と、埋め立て許可の再検討を求めるハンガー ストライキをおこないます。 原子力発電所が作られ、稼動する事によってうまれる放射性廃棄物 や、海や大気中に蓄積されていく放射線を僕等の世代や、僕等の子供 達に残して欲しくないという想いからこの行動を決起しました。 放射性廃棄物は何千年もの間、放射能を出し続けますが、その処理方 法はまだ確立されていません。 そして、原子力発電所は40年ほどしか稼動出来ず、建物自体が 放射性物質になっていくため、廃炉になった後の安全な解体方法も見 つかっていません。 そんな中、新たに山口県上関町で原子力発電所の建設計画が進んでい ます。 稼動する過程で出る放射性廃棄物の処理方法や、廃炉になった後の解 体方法がないまま、新たに原子力発電所を作る事は問題をこれから生 きる若い世代に先送りする行為です。 僕達は、誰一人上関町の住民ではありません。しかし、原子力発電所 の問題は、けして上関町だけの問題ではなく全国の問題です。 少しでも、この事を多くの人に知ってもらい、そして山口県上関町田 ノ浦の埋め立て許可を出した山口県知事に今上関で起きている事実と 思いを伝えていきたいです。 このハンガーストライキは、全国の方達に注目されて初めて意味を持 ちます。 皆さんの力が必要です。 もしも、この想いに賛同されましたら、この文章をなるべく多くの方 達に発信して下さい。 そして少しでも時間のある方、山口県庁と、原発誘致を進める中国電 力へ電話、FAXなんでも良いです。このハンガーストライキに ついて問い合わせして下さい。 もちろん、僕達と一緒にハンガーストライキをしてくれる仲間も年齢 性別問わず大歓迎です。 繰り返しますが、この行動には皆さんの力が必要です。 僕達は、この想いを伝えるためなら限界まで体を張ります。 どうかご協力お願い致します。 山口県庁 TEL083-933-2570 FAX083-933-2599 中国電力 TEL082-241-0211 FAX082-523-6185 詳しいブログ http://blog.goo.ne.jp/newgenerations Ustream中継 http://www.ustream.tv/channel/hungryboys ---下記は、彼らの親からのメールです--- 唐突にすみません!! おねがいがあります。 息子のゲンが同い年の20歳の男の子5人と 21日より山口県庁前でハンガーストライキ (ご飯をたべないで伝えたいことをアピールする方法)をはじめました。 彼らの要望は『上関原子力発電所の工事一時停止と、 埋め立て許可の再検討が行われるまで、一切食べません。』です http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101220010.html 新聞 http://ohisamastyle.jp/ereki/archives/2011/01/21-233356/ メンバーエレキくんのブログ http://blog.goo.ne.jp/newgenerations 彼らのブログ http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1660608972&owner_id=25207983 ゲンのmixiの日記 お願いというのは 県庁周辺でハンストをしている彼ら宛に手紙を送ってほしいのです。 全国からのお手紙が「わ〜〜」と届くことで ムーブメントがおこるとゲンは考えています。 それを聞いて私は 県や中国電力へ対する抗議というよりは 「応援してるよ〜」 「いっしょにかんがえてるからね〜」 みたいな エネルギーを届けるイメージだとうけとりました。 そんなラブなメッセージを送ってくださいませ! それらがわんさか届くことで 対立や不安のエネルギーが緩和されていくのでは!? そしてわくわくうれしい未来世界のビジョンを みんなみんなでみていけるんじゃないかな! ハンストは日本人にとってショッキングなイメージがあるように思います。 だけどガンジーもやっていた、平和的で非暴力のアクションです。 彼らにとっても私たちにとっても山口の方々にとっても 世界の方々にとっても ピースフルで嬉しい選択がもたらされるように そういうアクションになりますように 祈りとともに☆ よろしくおねがいします。 県庁の住所です > 753-0071 > 山口県山口市滝長1-1 (宛先か便箋の所に県庁の前でハンガーストライキをしてる男の子達に渡して下さい)と書いて下さると嬉しいです。 ======== 親愛なる皆様♪ 唐突ですが・・・ お騒がせな長男エレキが 『1/21の13:00から 「上関原子力発電所の工事一時中止と、埋め立て許可の再検討がおこなわれるまで一切食べません」 という内容のハンガーストライキを山口県庁で始めました メンバーは、全国から集まった成人したての5人でやっています 良かったら、協力してください』 と、山口県庁前でハンストを始めました。。。 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101220010.html http://ohisamastyle.jp/ereki/archives/2011/01/21-233356/ http://blog.goo.ne.jp/newgenerations いろいろな問題が山積みの地球ですが・・・ 今の大人の目先の判断でこの次の世代に(そしてもっと先の世代にも) 残してはいけないもののひとつに原発があると思っています。 若い彼らこそ原発の恩恵とはほど遠いものを受け取ることになるのではないかと 考えます。 良かったら、協力してやって下さい。 つぶやいたり、ブログアップして頂けたら嬉しいです。 山口県庁と、原発誘致を進める中国電力へ電話、FAXなどで、 このハンガーストライキについて問い合わせして頂けたらもっと嬉しいです。 山口県庁 TEL083-933-2570 FAX083-933-2599 中国電力 TEL082-241-0211 FAX082-523-6185 お騒がせなメールにて、失礼します(><) 皆様にとって、今日も良い一日となります様に☆ たっぷりの愛を込めて ---以上です--- ]]> Sat, 29 Jan 2011 14:18:46 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=7 CBD COP10での取り組み報告 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=6 いきものたちの集い 10/11 13:00〜21:30 出演:アンニャ・ライト、辻信一、他  ●アースキャンプ 10/8〜11 @トヨタロックフェスティバル(豊田スタジアム前千石公園) ●COP10キャンプ村「おむすび村」 10/11~31 @定光寺キャンプ場(瀬戸市定光寺自然休養林内) ●やおよろず地球まつり(じぶん条約コンサート) 10/17 11:00~17:00 @愛知県森林公園 野外演舞場 出演:GOCOO、HARKO、ラビラビ、他 ●いまじんウォーク  ・ウォーク 10/11徳山、設楽〜10/15名古屋。 ・1000人パレード 10/17 14:00若宮大通公園〜17:00 熱田神宮公園 ・水と炎の薪能 10/17 17:30〜 @堀川 出演:大倉正之助、ミネハハ ●13人のグランマザー ・映画「FOR THE NEXT 7 GENERATIONS」上映+トーク 10/18 15:30〜17:30 @名古屋学院大学フォーラム小会場 ・グローバル対話フォーラム 10/19 10:00~12:00 @名古屋学院大学フォーラム大会場  ・COP10円卓会議 10/19 16:00~19:00 @熱田神宮会館  ・おわりのはじまりの祈りの和 10/20 11:00〜16:00 @愛知県森林公園 植物園内芝生広場 ●映画「ぶんぶん通信2」上映会/上関現地リポート 10/18 13:00~15:00 @名古屋学院大学フォーラム小会場 トーク:高島美登里(長島の自然を守る会)、聞き手:坂田昌子(虔十の会) 映画「ぶんぶん通信2」(生物多様性篇、英語字幕付)上映 ●ホットスポッターズ・ミーティング ・戦略会議 10/21 10:00〜16:00 @熱田生涯学習センター(白鳥公園隣) 鎌仲ひとみ監督も参加。 ・グローバル対話フォーラム 10/23 @名古屋学院大学フォーラム大会場 ●ホットスポット音楽祭 10/22 13:00〜21:30 @愛知芸術文化センター 映画「祝の島」上映、ホットスポッターズトーク、ライブ:内田ボブ、いとうたかお、他 ●セブンジェネレーションズウォーク ・West 8/25山口・祝島〜10/8愛知  ・East 9/26東京・高尾山〜10/8愛知 ・Wakasa 9/26福井・高浜〜10/1京都(Westと合流) ・ハンガーストライキ 10/16〜25 10日間実施 ・いのちのパレード 10/23 13:00〜 @名古屋市久屋公園葦舟前〜栄一周  ・サンライズ・セレモニー 10/24 日の出〜 @名古屋・東谷山山頂 尾張戸神社 デニスバンクス参加 ●葦舟プロジェクト 10/8〜@名古屋市久屋公園光の広場 葦舟製作と葦舟での伊勢神宮へのおかげ参り。10/23 出発 10/24 進水式 10/29 出航式 11/3 宇治山田港到着 ●自然農フォーラム 10/28 13:00~17:30 @名古屋学院大学フォーラム小会場 映画「川口由一の世界 1995年の記録」上映。川口由一氏を交えたトーク。公式サイドイベント。後援:CBD市民ネット (3)上関問題への緊急対応 10/15(金)、上関原発工事のための海洋埋め立て作業台船3隻が、大量の砂利を積載し、建設予定地の周辺海域に現れた。地元祝島漁師らが漁船を出して工事強行を阻止。田ノ浦の生物多様性ホットスポットが破壊寸前の緊急事態を迎えた。そこで国際社会にアピールするために、セキュリティチェックが必要な国際会議場内と会議場外とをつなぐパイプ役として、COP10を通じた様々な緊急アクションやロビー活動を行なった。 <COP10での主な上関緊急アクション>  *部会としての活動に限らず、COP10での上関緊急アクションについて、主な活動を時系列に沿って、ここにまとめ記録する。なお、熱田会場での長島の自然を守る会、白鳥会場での虔十の会など、ブース出展については除外してあります。 ●上関現地緊急リポート   10/18(月) 13:00~15:00 @名古屋学院大学フォーラム小会場。上関現地より高島美登里氏(長島の自然を守る会)を迎え、映画「ぶんぶん通信2」上映を交えて、現地の様子を緊急報告していただいた。 ●上関に関する緊急 記者会見  ・10/19(火) 16:30〜17:00 @名古屋国際会議場 国際会議室。 世界14カ国304団体が上関計画中止に賛同。  報告者:高島美登里(長島の自然を守る会代表)、西海功(日本鳥学会副理事)、湯浅正恵(広島・上関リンク代表)、坂田昌子(虔十の会代表)、山田俊尚(7ジェネレーションズウォーク代表/客席から紹介 通訳:アイリーン・スミス(グリーンアクション代表) 進行:河内聰雄(地域作業部会長) ・10/19(火) 13:00〜14:00 @熱田会場NGO大テント 国際会議場外での緊急報告とNGO記者会見。 ●ヘラルドトリビューンアジア紙 意見広告  10/18(月)発売の、広島・上関リンクが呼びかけた市民意見広告を、COP10関係者に配布。 ●国際共同声明  海外100、国内270、合計370の団体が賛同。呼びかけ発起人 湯浅正恵 ●ハンガーストライキ  地域作業部会ブースで、7ジェネレーションズウォーク・メンバー4名が実施。期間:10/16〜25までの10日間。天台宗僧侶でもある代表山田氏は、10/23までは水も断っていた。 ●ブースアピール  地域作業部会ブースで、ホットスポッターズによるフライヤー配布ほか、各種アピールを実施。熱田会場でも、ラムネットのブースで長島の自然を守る会がアピール活動。 ●COP10デイリーニュース『eco』に掲載  ブースでハンガーストライキについて知ったCBDアライアンス(NGO窓口となっている国際ネットワーク)メンバーが、日刊NGOニュースペーパー『eco』10/20(水)号のトップページで、ハンストと上関問題を紹介。 ●サイドイベントへの参加と発言  10/21(木)「Biodiversity & Climate Justice」に、上関問題を扱う映画監督 鎌仲ひとみ、長島の自然 高島、7Gウォークメンバーらと地域部会河内が出席、発言。議長役は、米国環境団体「グローバル・ジャスティス・エコロジー・プロジェクト」代表のアン・ピーターマン氏。翌朝のNGOミーティングの議長を務めるCBDアライアンスのピーター氏も出席しており、出席発言を求められる。 ●NGOミーティングでの発言  10/22(金)朝のNGOミーティングで、7Gウォークの麻衣子氏から上関問題について紹介。資料配布。 ●本会議でのNGO声明  10/22(金)午後のプレナリー(本会議)でのNGO声明の中で、上関について「いま進行しつつある悲劇」として、ICSF(漁業者支援国際協同)ラーミヤ・ラージャゴパーラン氏(インド)より発言。 *NGO声明の読み上げは52分40秒あたりから58分40秒まで。上関原発についての言及は57分50秒から。*NGO‒CSO Statementの原稿。 ●緊急対応ミーティング ・ICCA(先住民族とコミュニティーが守ってきた地域)コンソーシアムのゴサンフェイラ・ラベンド氏とアシシ・コタリ氏(インド)より10/23(土)ICCAの戦略ミーティングに招かれ、7Gwalkの麻衣子と地域部会河内が参加、発言。そこで海外NGOが署名できる内容についてヒアリング。 ・10/24(日) 急遽、長島の自然 高島、WWF花輪、民主党山崎各氏と7G麻衣子、ホットスポッターズ冨田、地域部会河内が集まり、COP10参加NGOが署名できる内容での署名活動と、国際会議場周囲での草の根市民アクションを立ち上げる。 ●COP10参加NGOによる国際署名活動  日本政府への、上関原発工事の一時中断と、環境アセスのやり直しを求めるCOP10参加NGOによる署名活動を、10/25(月)より始める。取りまとめ団体:長島の自然を守る会。呼びかけ団体:WWFジャパン、日本自然保護協会、ラムサールネットワーク日本、日本環境法律家連盟、7ジェネレーションズウォーク。 ●民主党議員との懇談会  10/25(月) 13:00〜15:00にキャッスルプラザで行なわれた、民主党議員との懇談会で、虔十の会坂田がCOP10での上関アクションについて紹介。  ●CBD市民ネット、CBDアライアンス 合同記者会見での声明  10/25(月) 13:00〜13:30 @名古屋国際会議場 国際会議室での“ドードー賞”発表記者会見で、CBD市民ネット 高山進 共同代表が、上関計画中止を求め「会議への冒涜」と言及。 ◎10/25(月)、埋め立て工事用の作業台船が、上関原発建設予定地の周辺海域より全て引き上げる。 (4)草の根市民アクション 「ホットスポッターズ・ミーティング」のために全国から集まったホットスポッターズや、COP10に関心を寄せる若者たちやアーチストたちが中心となり、国際会議場外で、上関問題を中心に幾つもの独創的な市民アクションを展開した。会議場の中と外を繋ぐアクションとなった。 ●Real SOS! Kaminosekiアピール (呼びかけ:冨田貴文/ホットスポッターズ) ・Real SOS!! Kaminoseki Day @国際会議場周辺、西高蔵駅前、日比野駅前  10/26(火) 8:30〜9:30、上関のことを訴える街頭アピールを行なった。インド他の海外NGOも参加した。 ・グリーンハート・アクション @名古屋国際会議場、白鳥公園、熱田公園  10/25(月)、26(火) 終日、おむすび村(COP10キャンプ村@定光寺キャンプ場)の人達が手作りした、♡の形をした祝島をかたどった緑色のハートのステッカーやバッチを、ブースに掲げたり身につけてアピール。多くのNGO関係者も着用してくれた。 ●NGOバナーアピール (呼びかけ:河内聰雄、坂田昌子)  10/27(水) 8:30〜10:00 @国際会議場入口前。この日から始まる首脳級会合に合わせて、NGOによる共同バナーアピールを実施。朝のNGOミーティングで呼びかけ、40名ほどの国内外NGOが参加した。 ●Happy Link (呼びかけ:広田奈津子、坂田昌子)  11/28(木) 11:30〜12:30 @国際会議場南側(白鳥公園側)フェンス沿い。COP10会議でのあらゆる選択が、目先の利益でなく地球を優先するよう、Earth First! を合い言葉に、約200名が雨の中集い、会議場を人の輪で囲んで、会議場の中で頑張っている人へ、批判でなく愛の応援のエネルギーを送った。朝のNGOミーティングでも呼びかけ、海外NGOも参加。地元名古屋市民も多数加わった。 (5)国内開発問題への提言 日本政府がCOP10議長国であるにもかかわらず、国内で自然環境を破壊する開発事業を進めていることを指摘し、事業の中止を求めるための共同アクションを、JUCON(Japan US Citizens for Okinawa Network)が呼びかけ人となり、沖縄生物多様性ネットワークと地域作業部会メンバーがサポートして実施。 ●「開催国日本の開発行為に対するNGO共同宣言」  12/25に行った「COP10 Joint Action!」で発表。WWFジャパン、日本自然保護協会、日本野鳥の会をはじめ、主要な自然保護団体が参加。NGO76団体による共同宣言と、国内で進む20の開発計画が生物多様性を失わせるとして、政府に対し中止を求めた。11/9に、JUCONより環境省に同要望書を提出。全文はこちら。 ●「COP10 Joint Action! ニッポンの宿題」バナーアクション  10/25(月) 11:00〜12:00 @白鳥公園中央広場の大きな木の下。COP10期間中、唯一の大掛かりなNGO共同バナーアクションとなった。「開催国日本の開発行為に対するNGO共同宣言」に参加した市民団体を中心に、韓国、インドのNGOも参加。上関、高尾山、辺野古を始め、現地からも市民グループが参加し、アピールした。また同日25日、市民の反対を押し切って宅地造成のための伐採が始まってしまった名古屋の里山、平針からも緊急参加アピールがあった。 [総括と提言]  ◎部会活動について  地域作業部会の英文名称は、Working Group on Local & Grassroots Networksである。地域と草の根の市民活動をCOP10に繋ぐ作業部会として活動を開始した。  部会メンバーには、各地の実力あるアクティビストやキイマンが集い、新たな出会いも生まれ、相互にサポートし合ったものの、部会としての活動が殆どできなかったことは、大きな反省点である。テーマ別作業部会とは異なり、つながるための具体的な目的が見出せなかったと言わざるを得ない。  ゆえに、CBD市民ネットを通じて得たCOP10関連情報を部会メンバーに伝達したり、部会メンバーが関わる草の根の様々な市民活動を、CBD市民ネットが窓口となった「生物多様性交流フェア」に繋げたり、国際会議場内(セキュリティエリア内)に繋げることを、部会長としてサポートすることに終始した。 ◎地域間ネットワークについて  今回初めて各地域のepo(環境省環境パートナーシップオフィス)が一堂に会してイベントを行ったことで、各地の自然活動団体間に顔を合わせた繫がりが生まれた。また、その他多くの市民団体や企業とも交流できた。しかし、名刺の数が増えることがネットワークではなく、生物多様性をベースにした、具体的ミッションやアクションを共有できて初めてネットワークとなると考える。  そんな中で、各地で開発の手から生物多様性を守る行動を続けるホットスポッターズ達は、「ホットスポッターズ・ミーティング」を通じて、今後の繫がりに大きな期待を寄せていた。自分たちの今の力だけでは、ホットスポットを守るにも限界があるからである。呼びかけた坂田副部会長は、今後も継続開催し、ホットスポッターズのネットワークづくりに繋げたいと考えている。 ◎生物多様性地域戦略づくりへの支援  現在、生物多様性国家戦略に定められている通り、2012年までに各地方自治体で生物多様性地域戦略が策定されるが、それに向けて市民グループも参加する諮問委員会が次々と設けられている。しかしながら、いつも通りの名ばかりの委員会になる可能性も高く、そのためにも市民グループのスキルアップ、行政との更なる信頼関係の構築、先行施行した他県との情報交換、市民グループ同士の経験交流などが求められる。   ◎地域が求めることの幾つか ・生物多様性は地域によって異なるため、他県での例はなかなか参考にはならない。しかし法整備や行政施策の先行優良事例、NPOとの優良恊働事例など、地域間で情報共有できるものも数多くある。 ・地方ではなかなか得られないものに、中央省庁の情報がある。永田町や霞ヶ関へのロビー活動もそうである。地域と中央との橋渡し役が期待される。 ・東京や大阪などの中央と地域とでは、人材の層の厚み、情報力、情報発信力、文化人とのネットワーク力、国際経験値、資金力などにおいて大きな開きがある。それらへの中間支援が求められる。 ・新しいことは地域内ではなかなか評価されず、外からの評価に弱い傾向がある。積極的に地域の取り組みを、中央から評価することが望ましい。 ・地域には地域のプライドがあり、中央からの上位下達に対しては敏感に反応し、組織化されることを嫌う傾向がある。 ◎ローカルコミュニティが守ってきた地域を保全するためには  地域共同体が生活や文化の中で生物多様性を守ってきた地域という考え方を、生物多様性条約ではICCA(先住民共同体保全地域/Indigenous and Communities Conserved Areas)と捉えている。  隅々まで都市化が進む今日においては、都会だけでなく田舎においても、伝統的な知恵を大切に暮らしている人はごく少数派であり、その大半は戦前生まれの高齢者であろう。今はまだ、全国各地に素晴らしい伝統的な知恵を守り継いできた方々が生きている。そうした知恵をしっかり継承することが、地域の生物多様性保全には不可欠であり、今後地域が担うべき大きな役割であると考える。  政府の進めるSATOYAMAイニシアティブには、「持続可能な社会」という言葉はあるものの「自給」という言葉は見当たらない。ますますグローバル化する現代において「自給」は死語に等しいかもしれないが、地域の限られた自然の恵みを工夫して食すからこそ多様な食文化が生まれ、自給する暮らしの中で様々な知恵が育まれたのではないだろうか。保全活動や文化教室で守るのではなく、市場に依存せず自然に依存しながら自給する暮らしを伝承する必要性があるのではないだろうか。  そして、現実的に生物多様性豊かな地域を保全するためには、まず地域におけるヒト、情報、コミュニティの把握が大切であろう。街づくりを含め、地域再生の基本でもある。その上で、生態系サービスを安定的に利用するための生態学に基づいたルールづくりとそれを維持するガバナンスが問題になるだろう。 (1)ガバナンス (2)担い手 (3)コーディネーター について考える必要があると思われる。  地域における農業者やNPOなど多様な主体の連携によって、生物多様性保全活動を促進させるための「里地里山法」も、今年11/30に成立したばかりである。SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)も発足した。次はいよいよ地域の出番である。  全国各地で、互いの知恵を生かしながら、地域に根ざした生物多様性保全を盛り上げ、次世代へ継承す ることを目指す。これは地域作業部会の本来目指していたところであった。残念ながら当部会の力量不足もあり遠く及ばなかったが、その役目を今後結成されるCBD市民ネット後継組織に期待するものである。 (文責:河内聰雄/地域作業部会 部会長) PA198928.JPG 20101022130140d2e.jpg IMGP6978.jpg IMG_3329.jpg IMG_3327'.jpg IMGP7896.jpg IMGP3924.jpg R0014699.jpg IMGP7447-1.jpg IMG_3305.jpg IMGP6686.jpg]]> Sun, 12 Dec 2010 13:28:30 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=6 市民ネットワークと地球サミット2012 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=5 当部会は、地域ネットワークを目的に立ち上がりましたが、実際のところ、この部会を通して各地の有力なキイマン同士が出会い、新たなつながりを持つことはできたものの、それが何かを動かすほどの強いつながりであったり、また地域グループを束ねるような連合体になることはありませんでした。 当然ですが、ネットワークする必然性が無いのにつながっても、ただ名刺の数が多くなるだけに過ぎないです。生物多様性といわれても、その言葉すら認知されていない地方では、その概念が受け入れられるには時間を有します。 結局のところ、ホットスポッターズのように、切実な現実を抱えて活動している一部の人たちだけが、ネットワークする必然性を感じるだけでした。 日本には、横断的な環境市民連合が無いとよく言われてきました。過去、その兆しは何度かあったものの、いずれも様々な理由から断念する結果になったと聞きます。 そもそも、地球環境問題へ対応するネットワークといわれたところで、漠然とし過ぎです。僕の地元にもNPOネットワークがありますが、時々ネットワークパーティや勉強会をやるぐらいで、実際のところは「市民社会を・・・」というお題目だけです。ESDネットワークもありますが、こちらも有名無実化しています。やはり、つながる必然性が見えないと、メーリングリストでの情報交換レベルに終始してしまいますね。 そんな中では、CBD市民ネットは成功した例だと思います。COP10に政策提言する、という明確な目的があったので、とても大きなネットワークになりました。この様な市民ネットワークは、過去、大きな国際会議ごとに結成されてきた歴史があり、その時の活動を経て信頼関係が生まれ、解散後も継続的なつながりが維持されているようです。 CBD市民ネットは、自分たちから「生物多様性の10年」を提唱したこともあり、予定通り来年3月にいったん解散した後も、今後10年続くネットワークとして再出発する予定です。 おそらく、次のCOP11への政策提言と併せて、国内での生物多様性都道府県戦略づくりへのサポート、そして生物多様性CEPA(コミュニケーション、教育、普及啓発)の推進が、大きな仕事になるのだろうと推測しています。(参考:ラムサールCEPA) さて、私たちは今、大きな岐路に立たされているといわれています。それは、山積する地球環境問題、終わることの無い戦争、広がり続ける貧富の格差を見れば明らかです。 その対応に向けて、既につながるべき人たちは、エネルギー、気候、開発、人権、平和、生物多様性・・・と、分野別につながっています。 しかし、それだけでは不十分です。おそらく、それら各分野でのつながりが、さらにつながり合い、そしてもっと草の根の一般市民活動レベルでつながってゆけるような「広さ」が必要でしょう。そして同時に、政治的、社会的影響力の「強さ」も必要でしょう。 「広さ」は、なるべく縛られるものが無く、自主性や独自性が大切にされる、ゆるやかにつながるネットワークだと思います。地域では特にそうですが、皆それぞれのお山の大将なので、上位下達の臭いが出ると、たちまちバラバラになってしまいがちです。 「強さ」は、政策立案能力などの専門性の高さ、実績に裏付けられた実行力、そしてバックボーンとなる会員など数の重みだと思います。 しかし、政策提言となると、より専門性が求められる為にハードルも高くなり、結果として一部の人たちの、いつものメンバーになってしまいがちです。 また、共通キャンペーンなど普及啓発を行なうゆるやかなネットワークでは、たとえ大きな話題になっても、その話題自体が消費されて一過性になりがちです。過去、大きく成功したキャンペーンに、ホワイトバンドがあります。社会現象化し、そこでの気づきを広い入口にしようとしましたが、結局は流行のように消費され、本来の目的であった貧困の撲滅のためのライフスタイルチェンジまでには届かなかったように思えます。 「広さ」と「強さ」は、実は矛盾しがちで、そこが過去大きなネットワークが生まれなかった一因でもあると考えます。しかし、その両立が今求められていると思います。 気候変動であれ、開発であれ、人権であれ、生物多様性であれ、経済破綻であれ、戦争であれ、真の持続可能性を求めてその根本原因を辿っていくと、どこから入っても同じ原因に辿り着くと思います。そして、それぞれの分野で独自に原因解決に向けて動いても、モグラ叩きのように、対処療法し続けるだけになりがちだと思います。 全ては密接につながっているので、分野間で強く連携し合い、総合力で対応していかないことには、決して根本原因は解決していかないでしょう。 1972年、世界で初めての国連環境会議国連人間環境会議」(=ストックホルム会議)が開かれ、その直前にローマクラブによる「成長の限界」が発表され、人類の抱える問題は周知され明らかになりました。 その20年後の1992年の「地球サミット」(=環境と開発に関する国際連合会議)で、世界共通の課題として環境問題に取り組むことが決められ、気候変動、生物多様性、砂漠化の3つの条約が誕生し、今も個別の条約で数値目標を入れて具体的に対応が進んでいます。セヴァンスズキの伝説のスピーチがあった会議です。 さらに10年後の2002年には、ヨハネスブルグで「地球サミット」(=持続可能な開発に関する世界首脳会議)が開催され、その推進をより強く進めるために、10年計画でESD(持続可能な開発のための教育)も進められてきました。 そして、2012年5月には「リオ+20」とも呼ばれている「地球サミット」が再び開催されます。 科学者たちが声を大きく挙げてから、足掛け40年もの歳月が経ちましたが、どこをみても悪化の一途をたどるばかりで、何ら改善されていっても過言ではないでしょう。一部の科学者からは、不の連鎖反応が起こるティッピングポイント(傾く点)を今迎えている、いやもう過ぎてしまった、という指摘もなされているほどです。 2012年の「地球サミット」は、これまでの人類の歩みを検証し、この先どうすべきかを話し合う、文字通り最後の機会、ラストチャンスになるかもしれません。 未曾有の危機の時代に直面する私たちですが、真摯に向き合い、問題意識を皆が共有できるならば、そして人類はどのような環境悪化下でも科学の力で生き延びるでしょうが、豊かで美しい自然を子供たちに伝え残していきたいと本気で願うならば、国内のCSO(市民社会組織)が垣根を越えてつながり合い、そこに一般市民もつながっていくことはできると思います。 「地球サミット2012」に向けて、「広さ」と「強さ」を持ち合わせたネットワークをつくっていくことは、決して不可能ではないと思います。 物事が成就するには、全てにおいてタイミングがあると思います。そして、ベストのタイミングにおいては、多くのシンクロニシティ(共時性)が起こり、予想しなかった良い相乗効果が次々と起こっていくものです。 1+1=3になる、そんな力が働いてこそ、文明を大きくシフトさせることが初めて可能になると考えます。 2012年は、そんなタイミングであると思っています。まずは「地球サミット」の準備を、2011年の1年間をかけて行なうことで、その後のベースとなるつながりが生まれていくのではないかと思います。 (こうちあきお/アースデイとやま) rio.png]]> Thu, 25 Nov 2010 22:36:22 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=5 ICCAという視点からみる里山・里海の保全と、新たな連携に向けて http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=4 様々なアクションが行なわれたが、世界中のNGOや先住民グループの人たちに共感の輪が広がり、本会議での声明発表(57分45秒〜)につながったのは、ICCA(先住民共同体保全地域)に関わっているNGOや先住民グループの人達からであった。 ICCAとはどのようなものなのか。以下にその説明を引用する。 <ICCA(先住民共同体保全地域)に関する説明> http://www.nacsj.or.jp/project/5actions/links.html より引用。 ICCA(アイシーシーエー/Indigenous and Communities Conserved Areas)とは「先住民族や地域コミュニティーが生活や文化の中で生物多様性を守ってきた地域」というもの。 そのポイントは、 (1)その地域とコミュニティーの活動は、農林水産業や、林産物の収穫など、生物多様性保全の目的のための活動でなくともよく、 (2)その土地が共有地や入会地、私有地、政府の土地、またはそのモザイクであろうと構わず、地域共同体が利用方法などを決めていて、 (3)実際に保全が実現している、 という3点。 ICCAの考え方は2010年5月に開催されたCOP10のプレ会議の科学委員会で、各国の注目を集めた。 国際的にはこれまで、「生物多様性の保全の目的で定められた陸域/海域」が保護地域とされ、議論の多くは政府が設定した自然公園や野生生物の保護地域などが対象だった。 政府が地域社会と協議せず一方的に設定(時にはODA目当てで設立)したような地域は、管理の効果への疑問や、Paper Park(保護地域として設立されても、何の手当もされていない地域)として問題視されてきた。 ICCAはこのような保護地域制度とは一線を画し、地域社会の営みによって事実上保全されている地域に光を当てようという現場からの発想だ。 日本でも注目されている里山の保全は、生物多様性の保全にも貢献してきた地域の暮らしや文化の再認識であり、今後地域が主体となることでしか成功しないもので、ICCAと共通する部分が少なくない。 ICCAを保護地域として認めていこうという目的で、COP10には多くの研究者や活動家が来日する。COP10は日本の里山保全をICCAの面から考えたり、保全活動に活かせるICCAの事例などの情報交換をする最大の機会となる。 --以上、引用終わり-- 上関原発の問題に対して、多くの力強いサポートを受けることができたのも、それはまさにICAAそのものの保全に関わる問題だったからであろう。NGOや先住民族関係者にとっても、とてもタイムリーでホットな話題だったのだと推測される。 COP10では新戦略目標(愛知ターゲット)で、陸域17%、海域10%の保護地域設定が約束された。保護地域については、効果的な管理や周辺地域との連続性、重要地域と法的に保護されている地域のギャップを埋める取り組みといった、これまで話題になってきた取り組みに加え、先住民や地域共同体が保全してきた地域(ICCA)の認識やその取り組みへの評価が、今後とても重要な視点になってくるはずである。 政府は里山イニシアティブをうたっているが、ICAAの考え方はまさにそのものであるのだから、今後は積極的にICAAとリンクしてゆく必要があるだろう。 COP10会期中に何度か行なわれたICCAのフォーラムや会合、ワークショップに参加したが、そこに参加していた日本人はごくわずかで、関心(認知)はまだまだとても低いものであった。まずは、我々市民レベルでの交流からだろう。 そんな中で、COP10会期中に名古屋発の新たな動きも始まった。 「伝統的生活様式をまもる先住民族共同体と地域共同体」日本ネットワーク(=日本シルク・ネット=Japan SILC Network=Japan Supporters of Indigenous and Local Community Network)の結成呼びかけが、CBD市民ネットの顧問である武者小路先生と名古屋事務局コーディネイターの駒宮氏から行なわれた。 以下は、その呼びかけ文である。 <伝統的生活様式をまもる先住民族共同体と地域共同体 日本ネットワーク 結成の呼びかけ> われわれ、生命とその多様性の急速な崩壊を憂える日本市民は、これを食い止めるために、 世界の伝統的な生活様式によって生命とその多様性を守り続けている先住民族コミュニティならびに地域コミュニティと連帯し、これらのコミュニティをサポートするために日本シルク・ネットワーク( 「伝統的生活様式をまもる先住民族共同体と地域共同体」日本ネットワーク)を結成するために、関心を寄せる市民と関係諸団体に協力をよびかけるものである。 このネットワークは、次の三つの視点を共有して、日本国家と市民に対して「伝統的生活様式をまもる先住民族共同体と地域共同体」との協力が生命とその多様性の急速な崩壊を避けるために不可欠であることの理解を深めるとともに、日本国家ならびに市民による支援・協力活動の促進に貢献する。 1.現在、日本とその他の先進工業諸国において、「伝統的生活様式をまもる先住民族共同体と地域共同体」とその住民に対する経済的・政治的・文化的にその生きる権利の侵害が様々な形で行われていることを確認し、これを防止するための諸活動を展開する必要があることを確認する。 2.先進工業諸国の中でも、日本は1950年代まで、開発途上国として伝統的な生活様式の残る多くの地域コミュニティを持っており、今日でもその智慧を守り続けている古老や、これを再発見しようとする青年男女が活動している。このような日本社会の特徴をいかしていけることを確認する。 3.とくを含む中国文明圏と南アジアに広がるインド文明圏とは、欧米と違って、「伝統的生活様式をまもる先住民族共同体と地域共同体」と自然観・生命観・土地観において共通する伝統的な文明であり、この共通性を再発見しながら、ともに命とその多様性を守る協働体制を組めることを確認する。 --引用終わり-- また、高尾山のトンネル工事の中止を訴えて活動する虔十の会の坂田昌子さんが呼びかけて、青森六ヶ所、山口祝島、沖縄高江をはじめ、全国の生物多様性ホットスポットを守る活動を続ける人たち=ホットスポッターズが一堂に集まっての大ミーティングが、COP10会期中の21日、朝から夕方まで隣接する熱田生涯学習センターで行なわれ、23日フォーラム大会場での2時間の発表と声明発表が行なわれた。題して「ホットスポッターズ・ミーティング」。 テーマは、1.行政とのかかわり方 2.マスメディアの活用 3.市民メディアの構築 4.ネットワークづくりについて。 目的は、1.生物多様性ホットスポットを乱開発から守るために 2.生物多様性の重要性を広く認知してもらうために、どうすればよいか? これらは現場の人間たちにとっては切実な課題であり、運動を次の段階にレベルアップさせるためには欠かせない、とても本質的なものである。当然フォーラム発表だけで終わるわけもなく、熱冷めやらぬまま場所を移動し、カフェ閉店後も外で熱いミーティングは続いた。 初めて一堂に会したこともあり、このつながりを継続してゆくことを全員が望んだ。 ICCA(先住民族や地域コミュニティーが生活や文化の中で生物多様性を守ってきた地域)をまさに体を張って守っている人たちが、このホットスポッターズである。 紹介したこの3つの動きは、まだつながっていないが、今後の連携が期待される新しい動きであろう。 生物多様性豊かな自然と、自然とともに生きる暮らしを、当事者や現地だけで守ることは、まだまだ人々の意識も社会制度も未成熟な日本においては困難である。むしろ発展途上国と言われた時代の方が、伝統的知恵が社会的に機能していたため、良かったと思われるほどであろう。 そのためにも、今、新たな大きなつながりが必要とされている。 *写真は10/28に、ホットスポッターズや名古屋の若者たち、NGOメンバーらが集まって国際会議場を取り囲んだHappy Linkの模様。JANJANより転載。 happylink.jpg]]> Thu, 25 Nov 2010 01:56:39 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=4 地域の生物多様性を守るために http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=3 アースデイとやまは、1991年にスタートし、県内の環境系のみならず、平和系、福祉系、開発教育系、街づくり系、アート系、大学研究者など、様々な市民グループを繋ぐ、県内最大の市民ネットワークとして、春のアースデイ・フェスティバルを開催してきました。今年は通年型の活動として、毎月、生物多様性講座を開催してきました。  アースデイとやまにとっても、新しい挑戦ですが、この様な動きは、全国でもまだあまり聞いたことがないので、良い先駆け事例になっていけばいいと考えています。 (こうちあきお/アースデイとやま) 川.jpg]]> Thu, 18 Nov 2010 04:44:34 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=3 COP10開催国日本の開発行為に対するNGO共同宣言 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=2 COP10をきれいごとで済ませちゃいけない。まずは自分たちの抱える矛盾にしっかりと向き合おう!  そんな想いは、自分たちだけではなかった。沖縄作業部会の人たちも、日本政府に対する苦々しい思いをずいぶん前から募らせていた。そこで、当部会のメンバーであり、JUCON事務局の三石さんが取りまとめ役になって、一緒になって「COP10開催国日本の開発行為に対するNGO共同宣言」をNGOに広く呼びかけて、事例集も合わせて集めることにした。  当初は、COP10期間中に、日本政府に対する「けしからん宣言」をしようと始まったが、予想以上に賛同団体には、国内の主な自然保護団体が皆参加してくれた。  そして当初から、書類での提言と合わせて、イベント発表も念頭に置いていた。なにより、当部会には、虔十の会の坂田さんを始め、イベントを得意とするメンバーが揃っていたから。  そこで、10/25にマスコミ発表も併せて、派手なイベントを行うこととなり、「COP10 Joint Action! ニッポンの宿題」が行なわれることとなった。  それまでのCOP10といえば、とても大人しいであった。国際会議場の外の市民ブースでは、どこかの産業展示会か? と思わせるほどであった。   しかし、10/25は、国内はもとより、韓国やインドをはじめ、多くの市民グループが参加し、様々なバナーが掲げられ、ようやくCOPらしい雰囲気となった。これをきっかけとして、様々な市民アピールやバナーアクションがどんどんと繰り広げられることとなった。  面目躍如とはこのこと。海外NGOにも、日本のNGOの健在ぶりを見せることができたと思う。  その宣言文や詳細については、こちらをご参照ください。 IMG_3320.jpg IMG_3319.jpg]]> Mon, 15 Nov 2010 22:36:31 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=2 cop10での成果とは? http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=1 名古屋議定書」と「新戦略計画・愛知ターゲット」という言葉をよく目にしたことと思いますが、これらの国際合意を得ることができて、日本政府は議長国として満足のいく結果を残せたのかもしれません。  生物多様性条約事務局でも、COP10の成果が発表されています(英文)。なんと47もの決議がなされました。  でも“地球のいのちや未来の子供たち”にとっては、本当のところどうだったのでしょうか? NGOからは手厳しい評価が多いです。最も大きいのは「2020年までに生物多様性の損失をゼロにする」というポスト2010年目標(新戦略計画・愛知ターゲット)には至らなかったことです。  生息地の損失速度についての合意は「少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づける」です。また、最後まで議論となった保護地域の数値目標についても、陸域17%、海域10%という数値合意で、これはNGOが求めていたそれぞれ25%、15%に比べるとかなり“甘い”ものです。これでは、現在の危機的な生物多様性の損失速度を下げるには不十分なのは明白です。  「生物多様性の劇的な危機に歯止めをかけるための抜本的な対策が必要」というNGOや研究者からの指摘と、国家間の合意との開きは大きいです。でもこれって、気候変動枠組条約と同じ状況だと思いませんか? 合意に至らなかったコペンハーゲンのCOP15よりは、COP10はまだましという声も耳にしますが、“地球のいのちや未来の子供たち”という目線に立てば、お粗末すぎる結果と言わざるを得ないでしょうね。  ねぇ、議長席の上から会議の行方をずっと見守ってきたリンゴくん、どう思う?   COP10apple.JPG IMG_3333.jpg]]> Mon, 15 Nov 2010 17:29:45 +0900 http://cbd-j.chicappa.jp/blog/?eid=1